BUKATSUとは
BUKATSUとは?
画期的なアンケートシステムです
科学的な視点や方策によって現状を正しく分析し、
何をどのように高めていくかという道筋を示す画期的なツールです。
部活動を教育活動として正しく位置づけ、共通した明確な観点により
指導者と子どもたちにとって大きな成果を生み出すことを狙いとしています。
BUKATSUの特長
部活動の学習状況(学習到達度)を把握できるアンケート
「BUKATSU(ブカツ)」は全国各地で実際に部活動に取り組んでいる生徒と指導教員に「部活動を通じて、あるいは部活動において、目的・価値・意味として意識しているもの」を回答してもらい、そのデータを分析して作成しています。約10,000人から集めた部活動の実態を反映しているので、生徒・指導教員が持っている目的や願いなどが盛り込まれた教育目標と評価観点を示しています。
次のような部活動指導の悩みに
- 練習の成果がなかなか結果につながらない
- いじめを未然に防ぐ方法を知りたい
- 部活動を通して選手を成長させるコツを知りたい
- もっといいチームにしたい
- 部活動の指導に不安がある
- 悩みがある選手にどう対応したら良いかわからない
- チームのパフォーマンスが上がらない
- チームがバラバラでまとまりがないと感じる
「BUKATSU」で解決できる6つのポイント
-
1
チームの課題や、
課題解決のための
行動目標がわかります -
2
部員ひとりひとりの課題や、
課題解決のための行動目標
が
わかります -
3
競技力を高めながら、生徒の
人間
形成を支援する方法や
観点がわかります -
4
部活動の傾向(強みや弱み)を
把握することができます -
5
部員ひとりひとりの、
部活動に対する気持ちや
心の状態がわかります -
6
生徒の願いや思いを反映した
民
主的な部活動経営方法が
わかります
BUKATSUの仕組み
BUKATSUの特長は、部活動での学習効果を高めるための標準化された2つの評価観点、評価観点の内容6項目、そして40個の評価規準(教育目標)を提示し、より効果的でバランスの取れた教育活動を促すことがあげられます。

2つの評価観点の仕組み
2つの評価観点「主に自分のこと」と「主に自分以外のこと」は、それぞれ「見えやすいもの(有形)」と「見えにくいもの(無形)」という要素を含んでいます。例えば「日本一になる」は主に自分のことであり「日本一」という結果は目に見えるもの(有形)です。日本一になることで応援してくれた方や友人が喜ぶことは自分以外の他者による目に見えないもの(無形)となります。日本一になることで選手本人が感じることは「達成感」や「自信」です。これらは目に見えないものなので無形ととらえます。
「BUKATSU」のアンケートシステムでは「全国大会優勝」「3連覇達成」といった目標設定からさらに考えを深めて自分自身やチーム全体の目的を可視化することができます。何のためにそのスポーツをしているのか、なぜその部活動に所属しているのか、勝利をつかむことで何を得たいのかといった「勝利の先にあるもの」を気付かせるねらいがあります。


評価観点の6項目
2つの評価観点を部活動という場においてさらに詳しく具体的に示したものが下記の6項目です。 部活動が個人的な側面や目標を重視しているのか、チーム全体としての社会的側面やまとまりを重視しているのか、あるいは両面を重視しているのかが分かります。部活動は教育活動であるという前提から、結果や記録といった目に見える有形の学力が重視されるのか、つながりや充実感といった目に見えない無形の学力が重視されているのかも示されるので、部活動全体の傾向を把握することができます。


40の評価基準
質問項目は、それぞれが部活動においての目標と考えることができるように設定されています。チームの平均点や個人がつけた評価が低かった質問項目はアンケート結果の一覧表からわかるようになっていますので、それらをチームや個人の目標として設定することでチームの課題が克服され、チームが強化されます。自分に関する目標だけでなく、自分以外の人や社会のことも考えて目標が設定できるようになっており、昨今の「勝利至上主義」とは一線を画し、部員の競技力と社会性の両方を伸ばしながらバランスの良い価値観を育てることができます。

